ひ つ じ の ゆ め

わ た し の 遺 書

2017-01-01から1年間の記事一覧

書くということ

「上手な文章を書きますねえ、うん。」 高校時代お世話になったとある先生が、私の作文をそう褒めてくださったことがある。そして詳細は忘れたが、とある新聞のとあるコンクールに出品する作文に選んでいただき、紙面に掲載された。そして新聞社から、図書カー…

ふたえ

私は生まれつき奥二重だ。 そこまで気にはしていなかったものの、「二重にしたら絶対かわいいよ!」というバイト先の客の言葉で、軽率に二重にチャレンジすることにした。 私は糊がうまく扱えない程度には不器用なので、きちんとした二重を作れるようになる…

彼のこと

昨夜あるゲームの好きなキャラクターとセックスする夢を見た。 そうしたら今日、そのキャラクターの新カードがゲームに実装されることが発表された。 変な感じだった。 「さあ、」と私を強く抱きしめて共にベッドへ倒れ込んだはずの彼が、ねえ。 それはさて…

いじっぱり

意地を張った。 変な意地を張った。 やりたいのにやりたくないって言った。 無理してない?って言われたのに意地を張った。 ちょっとでも自分の想定通りに物事が進まないと全てを投げ出してしまいたくなるのは昔からの癖というか性分で。 何度も同じようなこ…

遺書

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」 かの有名な土佐日記はこの1文から始まる。 ブログの最初の1文に、これをもじった文章あるいは原文そのままを持ってくる人は多いのではないかと思う。実際に私自身も、ブログを始めるにあたって…