ひ つ じ の ゆ め

わ た し の 遺 書

彼のこと

昨夜あるゲームの好きなキャラクターとセックスする夢を見た。

そうしたら今日、そのキャラクターの新カードがゲームに実装されることが発表された。

変な感じだった。

「さあ、」と私を強く抱きしめて共にベッドへ倒れ込んだはずの彼が、ねえ。

 

それはさておき、私には現実の彼氏がいる。彼は1つ年上で、とても穏やかで優しく真面目な人だ。

 

彼は、私にはもったいないくらい良い人だと思っている。性格は先述の通り。飲酒はほどほどで、タバコもギャンブルもしないどころかむしろ嫌っている。頭もよく、周りからの信頼も厚い。そして付き合ってから1年と半年ほど経っているのに、未だに毎日「大好き」「愛してる」「かわいいね」と愛を囁いてくれる。性的な相性も良い。

 

万年情緒不安定で気まぐれ、容姿も中の下の私を何故愛してくれているのか。本当に分からない。でも彼がいつもとびきり大きな愛をくれるのは本当に嬉しいし幸せで。私自身もいつも全力の愛を彼にと思っているけれど、ちゃんと伝えられているのかな。

 

「自分のことが嫌で死にたいのなら、僕のために生きて。」

彼のこの言葉のおかげで、日々希死念慮に囚われていても、私は何とか息をし続けられている。